取引のある酒蔵(2015年9月現在)


日本酒

神亀酒造(埼玉県)

蓮田市にある竹林に囲まれたこの蔵は、全量純米の蔵である。熟成酒燗上りは日本酒の奥深さと強さを教えてくれる。食との相性も幅広く、和・洋食ともに、魚・肉・野菜料理にも合います。たくさんの酒質の酒があります。

丸山酒造(埼玉県)

深谷市横瀬、当店から一番近いところにある蔵元である。神流川水系の中硬水からつくられる柔らかいやさしいお酒には、蔵元の人柄が思われます。

千曲錦酒造(長野県)

朝日屋酒店のポリシーのきっかけとなったこの蔵の、当時の営業の木内さんは、右も左もわからなかった私たちにいろいろな話を聞かせ、いろいろなものを見せてくださいました。この蔵の「帰山」は”甘酸調和濃醇旨口日本酒”。特に、この蔵の代表作とされる参番純吟帰山(日本酒度-16酸度3.0)のバランスは、私のそれまでの日本酒のイメージをひっくり返しました。

佐久の花酒造(長野県)

正月の樽酒の会から10月の全国の取扱店が集まるキノコ狩り、12月頃自社田米使用杜氏直汲みSpecDまで、1年間いろいろ楽しませてくれる。この蔵は日本酒の王道を行きながら、将来にも通用する薫り高い酒をつくる、当店押しの蔵の1つです。

緑川酒造(新潟県)

朝日屋酒店オープン以来お世話になっている新潟の蔵元。魚野川の畔に立つ、美しい風土につつまれたこの蔵の酒は飲みやすく、しっかり味のある新潟酒です。

朝日山酒造(新潟県)

朝日山酒造の”越州”は米作りから地元にこだわり、スッキリ飲みやすい。2014年4月から取り扱いが始まったお酒ですが、これから朝日屋酒店の武器となる銘柄にしていきたいと思います。

杉勇蕨岡酒造(山形県)

チームファクトリーで知り合った杉勇。これは真っ直ぐに入ってくる切れの良い酒。山形県産米を使用し、甘口も辛口も旨い。この酒を飲むと、実直な蔵元の顔が思い浮かぶ、そんな酒です。

旭酒造(山口県)

2006年秋に純米酒フェスティバルで初めて口にしたときのおいしさは、今も変わらず。山口の小さな蔵元から産み出される酒はさらに進化を続け、今では全国に知れ渡る蔵元になった。純米大吟・山田錦にこだわりポリシーを持って酒をつくっている蔵元です。

千代むすび酒造(鳥取県)

地元の米を使い、特に五百万石の米の酒が良い。しっかりしたつくりで、熟成させても負けない強い酒質で、値段も手ごろです。

石鎚酒造(愛媛県)

食中酒を目指して、家族でつくるこの蔵の酒は、飲みながら食べるのではなく、食べながら飲む酒。同じようで違うニュアンスになるのは、料理を引き立てて旨くする最高の食中酒だからである。県産米を使用し、蔵付自家酵母を使用しています。

南酒造(高知県)

発送されてくる荷物の中に、手書きのお礼状が入っている。初めて純米酒フェスティバルでお会いした折に「頑張れ!」と言って下さったことを今でも忘れない。酒も、優しさの中に存在する辛口のキリッとした感じには、時間をかけてしっかりつくられていることを感じます。

白菊酒造(岡山県)

米にこだわった蔵。この蔵にしかない世界唯一の米「造酒錦」、蔵と同じ名前の、愛知県農業試験場から55粒の種もみから復活させた米「白菊米」。他の米も大吟醸以外はすべて県産米を使い、地元の水で備中杜氏が醸します。出しゃばらずキレイな酒を造るこの蔵との出会いは、平成26年5月、久しぶりに家内と参加した、山の上ホテルで開催された「酒メッセ」でした。私たちしかいないブースで試飲させていただき、驚きました。これまで飲んできたお酒をすべて洗い流すような酒で、品がよくスマートな蔵元が米の話を熱心に聞かせてくれました。名刺をいただき、何日かして取引のお願いをしました。販売開始は平成26年6月から。どのお酒も控えめで香り良く、それぞれの米の旨味を感じる爽やかな旨い酒です。

久保本家酒造(奈良県)

登り龍のようなグルグル巻のラベルが印象的な”睡龍”と燗上がりにごり酒”生酛どぶ”を醸す奈良県の久保本家酒造さんは、尾瀬あきら先生著「蔵人」のモデルになった蔵です。11代目蔵元久保順平さんは何時もニコニコしていて手紙は必ず手書きで送られて来ます。私と同じですが、少年のような印象のステキな方です。この蔵の杜氏加藤さんは、山のような人で、笑うとかわいらしい人、加藤さん曰く「生酛がスタンダード、日本酒を未来につなぐ一歩になる」。「私が造る酒は単体では美味しくないがまっとうな料と合わせれば一時の癒しになると思う」と言われるように、チーズや肉料理に燗して旨い酒、この蔵との出会いも平成26年5月”酒メッセ”山の上ホテル別館の熟成酒・燗酒の部です。私は何年も前からお会いしたい蔵でした。私はかなり飲んでいましたが、蔵元と名刺交換をした後、燗した睡龍とどぶをいただきました。柔らかくて優しいお酒で、また飲んじゃいました。蔵元が言う「酒づくりは人づくり」、この人たちが造る酒は”ホッ”とする旨い酒です。

いづみ橋酒造(神奈川県)

テロワールを目指すこの蔵は、地元の農家さんと酒米の会で米を作ってもらい、山田錦・雄町・亀の尾は自社の田圃でも作り、地元の米と地元の水(硬水)で辛口のキレの良い酒を醸す。
夏の暑い日にキュウリに味噌、枝豆をツマミにグイッと!ミネラリーでのどが渇かない。冬は温めて米の旨味いっぱいの酒。この蔵との出会いも平成26年5月”酒メッセ”山の上ホテル別館の熟成酒・燗酒の部で奈良の久保本家さんの隣のブースでした。別館はあまり人もいなくてゆっくりお話しをすることができました。
いづみ橋さんのお酒は、以前にお客様から夏ヤゴブルーを飲ませていただき気になっていた蔵でした。蔵元と現在当店担当寺田さんといらしていた名刺をいただき、蔵を見に来ませんかとお誘いをいただき、後日連絡すると、蔵の田植えに来ないかと言われ、家族全員でおじゃましました。平成26年6月から取引がスタートしました。米作り・扁平精米・海中熟成など、いつもチャレンジ精神にあふれる蔵元とそれを支える若い蔵人達が元気いっぱい造る酒は、辛くて米の旨味たっぷりなガツンと心に響く旨い酒。


焼酎

薩摩酒類販売(鹿児島県)「明るい農村」

焼酎のみ取り扱う卸売販売所で、小売店のみに卸している、珍しい販売所。柱となる商品は「明るい農村」シリーズ。取扱いの蔵元も多くある。震災の時には、通常は販売していない、蔵へ行った人のみが買うことのできる天然水を販売した。その臨機応変さは、小売りの販売店にとってありがたい存在です。

富乃露酒造(宮崎県)「日向あくがれ」

2004年に新しい焼酎蔵として立ち上げられた“縁尋奇妙”.人の縁がつながり、理想の蔵が生まれた.恋しや故郷、あくがれの酒は50年先を見据えた骨太の酒.ロックで飲めばキレがあり、お湯割りでは香りが立ちます.

落合酒造場(宮崎県)「赤江」

原材料にこだわり、種類も多彩で、芋・麦・米・ピーマン・カボチャ・小松菜・粕取等小さく作り、技術の面でも時間をかけて発酵させ、焼酎を作っている.まろやかで優しい味です.

松露酒造(宮崎県)「松露」

気さくでダンディな矢野専務は、宮崎の田舎からと言っているものの、酒類業界のノウハウ的なものもよく知り尽くしている.しっかりしたボディの焼酎が多く、値段も手頃です.

※上記3つの蔵は、埼玉の神亀酒造の、当時は専務をされていた現小川原社長のご紹介で、おつきあいが始まりました.2002年当時は焼酎ブームの最盛期でした.その時の、この3つの蔵との取引は、当時ではとても信じられないことでした.

古澤醸造(宮崎県)

2012年2月に“芋焼酎で女子会in本庄”が縁で取引が始まる.雑誌「焼酎楽園」編集長からのご提案で、本庄で焼酎セミナーを開催.古澤醸造社長五代目の昌子さんをご紹介いただいた.社長が女性ということもあり、編集側からも女性の大山さんが加わり、女子会が開催された.焼酎の飲み方(割水・温度など)を改めて教えていただきました.

豊水蔵(熊本県)

焼酎楽園セミナーでお会いした蔵元はイケメン男子でした.その後、東京の球磨焼酎の会でお会いして取引が始まりました.個性的な香りと素材にこだわり、球磨のテロワールに根ざして焼酎つくりを行っています.

沖永良部酒造(鹿児島県)

焼酎楽園主催の本庄第二回焼酎セミナーは、2013年6月に黒糖焼酎会として沖永良部酒造蔵元と編集長、副編集長が来店して開催.沖永良部特産の黒糖の原料のサトウキビやそこに行かないと飲めないものまで用意してもらい、セミナーは盛り上がった.甘いだけの黒糖焼酎と異なり、しっかりと骨太の味の深さを感じます.温めても冷やしてもおいしい焼酎です.

神村酒造(沖縄県)

焼酎楽園主催沖縄ツアーで知り合い、取引が始まる.オーク樽熟成にこだわり、日本食にもよく合う泡盛です.泡盛は腰が強い蒸留酒です.私たちには“強い酒”というイメージが強いのですが、ロックはもちろん、水割りにしてもうま味の腰が引けません。もっと、気軽に飲んでほしいお酒です。