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1.新幹線新駅建設にお金がかかるので税金があがるのでは?

結論は上げも下げも出来ません。地方税(県、市町村民税)も国税と同じく課税対象所得にかかるもので、所得により税率が定められているので新幹線に限らず市町村の財政状況で上げたり下げたり出来るものでは有りません。


2.介護保険の状況は?

平成12年度の事業概要がまとまりました。サービス、財政共に順調な滑り出しです。高齢者といわれる65歳以上の人は市内に10,045人。介護認定を受けている人は、要支援から介護度5までの人合わせて884名。介護度1の比較的軽い人が285名で一番多くなっています。サービスを利用した人は、月平均在宅368人、施設182人でした。

数字で見る限りは、元気なお年寄りが圧倒的に多いことが分かります。介護で困ったら市役所の介護生きがい課へ。サービス業者、施設は情報を集めてよりよい業者を自分の責任で選びましょう。

3.新体育館、愛称『シルクドーム』が完成しました。

平成14年4月から使用開始となりました。冷暖房完備、観客席約1200、メインアリーナ、サブアリーナ、トレーニングルーム等を備えた高規格体育館です。維持管理費は年約7500万円、他にトレーニングルームの費用1500万円(人件費や機器のリース料含)合わせて9000万円のランニングコストがかかります。このランニングコストはすべて本庄市の財政で賄われ補助金などはつきませんので、大変重いものです。施設を作るときには後々の負担もよく考えなくてはなりません。しかし、素晴らしい施設ですので、トレーニングルームやランニングコースなど日常的な健康管理や各種イベントに役立てて欲しいものです。

建築設計の時に幾つか要望をだしました。

  1. メインアリーナとサブアリーナの間の稼動間仕切りをしっかりしたものにすること。
  2. 放送室からアリーナの状況が良く見えて連絡しやすいこと。
  3. 女性用のトイレを今までより多くとること。
  4. 演技者と観客が同じという催しも多いので観客席からフロアーに容易におりられること
等でした。

この様な施設は造ってしまってから意外と使い勝手が悪いことが有ります。新体育館はどうなっているでしょうか。


シルクドーム(繭の形に見えますか?)



本庄に新しい風が吹いてきた!

本庄に新しい風って?
何のことだろうと思いましたか。

注意深く地域のことを見ている人はお気づきのことと思いますが、今までの本庄では考えられなかったことが色々起こりつつあります。そしていくつか起こっています。ことの始まりは新幹線本庄新駅と早稲田大学ですが、それに付随して沢山の可能性が生まれています。


「世界の本庄」と変わるわが街

これから整備される施設と事業

●国道462号線(金さら大通り線)について

(H16年3月開通予定)

坂東大橋も4車線に架け替えられ、朝夕の渋滞が緩和され群馬からの交通の便が良くなります。従って新幹線新駅への乗り入れもスムースになり、伊勢崎方面から沢山の人を呼び込めます。

●新駅周辺の土地区画整理事業について

本庄新都心の154haの開発が可能となり、平成14年度中には都市計画決定の予定です。地権者、地元企業には多様なビジネスチャンスが生まれますが、スピーディにグレードの高い町を立ち上げるには地権者の方の協力が不可欠です。また、地元の方々との共通理解のもと環境にやさしい新しい町づくりが始まろうとしています。

●インキュベーション・オン・キャンパス施設(起業支援)について

予算16億をかける経済産業省の施設で、平成15年3月竣工予定です。産学連携してベンチャー企業立ち上げのための研究機関が入り、農業用ロボット研究や資源循環技術研究、食・農・環境問題研究等が行われるようです。

●産・学・公・地域連携促進センターについて

早稲田リサーチパークの中核をなす施設で、平成16年4月に新駅完成と時をあわせてオープンの予定。早稲田大学が主体となって整備し、運営も行います。ここには情報・映像系と環境系の早稲田独立大学院が入り、研究交流、人材育成、起業支援(インキュベート)等を行います。大学院の規模は最終的には学生500名、教職員100名くらいで600名位。その内アジアからの留学生を半数くらい考えているそうです。またインキュベート施設のほうにも、企業関係者を600名位を想定しており、合わせて1200人がつどう国際的町が出現することとなります。




すでに整備されている施設

●本庄情報通信研究開発センター(TAOの施設)について

通信・放送機構、略して「TAO」が早稲田校地に平成13年5月にオープンした施設で、49億円をかけて、映像、音響の最先端機器が整備されています。映像スタジオなども完備しておりここではテレビコマーシャルや、映画などの製作が一ヶ所で出来るため、東京方面から沢山の専門家がこの施設を訪れています。

2002年初めには本庄市を拠点として篠田正浩監督(早稲田大学特命教授)による合成CGを活用した映画「スパイゾルゲ」の撮影に入ると聞いております。

それに合わせてフィルムコミッションという、映画撮影の協力組織を官・民で立ち上げるべく調整中です。米国サンダンスにある映画研究所のアジア拠点誘致などの話も出ており、本庄拠点地域全体を映像情報の発信基地と出来れば地域おこしに大いに役立つこととなります。それを北口市街地活性化の種に出来ないかとも考えています。

*その後、フィルムコミッションも立ち上がり、2002年5月に本庄市の市民プラザで「スパイゾルゲ」のロケが行われ、たくさんの市民がエキストラとして出演しました(私も通行人で出ました)。現在TAOの施設で映画完成に向けて作業中です。2003年4月か5月には本庄文化会館で試写会を予定しております。みなさん見にきて下さい。

●本庄新研究棟

平成10年10月に早稲田大学が文部省の補助を受けて「学術フロンティア推進拠点」として整備した施設で情報通信分野、環境関連分野の先導的プロジェクト研究がなされています。


■国際電気通信連合[ITU]について

早稲田大学が情報系大学院に関連したものとして誘致を進めているものです。世界各国の情報通信を円滑に進めるため作られた、国際連合の専門機関の一つで、加盟国は189カ国。

ITUではアジア地域の新拠点を計画中であり、早稲田リサーチパークは候補地の一つです。昨年(2001年)11月24日アジア各国の政府高官が研修のため早稲田本庄校地を訪れました。その際、市、商工会議所、青年会議所、婦人会では郷土料理など、手作りの歓迎会を催しました。この催しはアジアの方々に大変好評でしたので、誘致推進に一役買えたか?っと思っています。ITUの誘致に成功すればこの地域がアジアの情報通信の中心地として大きく発展する可能性が出てきます。