明堂純子議会報告 No.8-2(No.8と一部重複があります) 平成16年8月



副議長就任にあたって

平成16年6月議会におきまして、本庄市43代の副議長に選任されました。これも10年にわたる、皆様の変わらぬご支援の賜と深く感謝申し上げます。

 今年本市においては、板東大橋のかけかえや新幹線「本庄早稲田駅」の開業など、大きな事業が成されましたが、本庄新都心と呼ばれる新駅前の開発、17号バイパスの推進又新たな合併問題への取り組みなど、まだまだ大きな乗り越えなければならない課題が山積みしております。

 平成7年4月本庄市議に当選させて頂きましてから、足かけ10年がたちまして、私自身の今までつちかってきた人脈や政治的知識の蓄積がやっと生かせるようになったと感じております。これからも、本庄市民の最大多数の最大幸福が実現されるべく努力を惜しまないつもりであります。


本庄市のこれからの重点施策


◎新幹線新駅整備、及び新都心154haの土地区画整理事業について


○新幹線駅建設費について
○本庄新と新築154haの土地区画整理事業について

◎17号バイパス(本庄道路)−1/3は県負担、市は負担なし


実情

効果

◎合併問題


 5月10日(月)の合併協議会如理、本庄児玉郡市1市4町1村による「児玉地域合併協議会」の解散が決まりました。直接的には美里町が4月25日(日)の住民投票での合併反対多数の結果を受けて、協議会からの離脱を申し入れたことによります。

その後、各議会の議決をへて6月21日正式に協議会は解散となり、本庄児玉郡市1市4町1村による合併はなくなりました。

それでは合併しなくてよいのでしょうか。 少子高齢、低成長社会、国、地方の借金づけ財政難という構図は何ら変わっていません。

合併して効率的財政運営を目指すという道は避けて通れません。今のままでは児玉郡市いずれの市町村もやっていけなくなります。

◎いままでの合併協議の大きな問題点

新庁舎建設
★新庁舎を合併特例債を使って、児玉の広域市町村圏組合事務所周辺に建設する。
★本庄市の立場・・・各市町村の庁舎を総合支所(大体の住民サービスは行える)として使用するため、建物は充分まにあう。現在のところは新たな借金をして建設する必要なし。

議員の身分
★合併特例法により、現在の市町村議員全員(108人)が合併後2年お最長として新市の議員として在任する。
★本庄市の立場・・・財政負担の増大は避けるべきとの立場から合併特例法は使わず、合併後、新市の議員定数(34)で選挙


●意見の違いは、合併の本旨である行政経費の削減という課題に対してどう取り組むのかという姿勢に違いがあるように思えます。私は本庄市の立場は全面的に支持できるものであり、児玉郡市の枠組みが壊れたことは致し方ないことであったと思います。

これから大切なことは、より合併を目指して次の方針を定めなければならず、それには庁舎建設や議員の身分まだ新市名などで理解が得やすいと思われる上里町との合併を目指すことが、現在の時点では、本市にとって最良だと考えます