プログラムなに


「生活サポートプログラム」の詳細はこちらからどうぞ!


 日本の抱える課題の一つに団塊世代が高齢化するに伴い、介護を必要とする人口の増加による人材活用の偏在化が起こりかねない懸念があります。
 人は誰も、穏やかで仕合わせな人生を望むものです。しかし、希望と現実には、隔たりの生ずることも少なくありません。特に認知症を抱えた人への対応は深刻な状況にあります。

 最近の研究によると認知症は、判断や思考の能力が失われるのではなく、能力発揮を妨げている要因のあることが分かってきました。その要因を抑えるあるいは取り除くことで、本来に近い状態を取り戻せる手段も考案されています。
 それは人々との触れあい、温かい言葉、笑顔で見つめるなど、思い遣りや温もりを与える態度で接することが重要で、四季の変化も含め、五感への様々な刺激を受けることで、豊かな感受性が蘇り、心のバランスの取れることが分かってきました。

 「生活サポートプログラム」は五感の刺激を促し、介護の軽減、予防を実践する手法で、早稲田大学・鈴木秀次研究室、福島はりきゅう接骨院とNPO法人・ワクワクボードが共同で開発したプログラムです。
 人は年齢とともに、活動範囲が狭まり、身体動作に偏りが生じ、一部の筋肉のみが使われる傾向が強くなります。これを防ぐため、プログラムでは普段の生活に必要な動作を選び、反復することで、筋肉の衰えや認知機能の低下を抑制することを目的にしています。
 このブログラムを「グループホーム・五感の里」のご協力の下、効果を確認し、継続して実施しております。


「NPO法人 ワクワクボード」

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