百日紅と本堂
慈恩寺本堂

武州本庄七福神

 武州本庄七福神は、特に8ヶ寺1社がお祀りする為、当慈恩寺を含めて弁財天が3体祀られます。名付けて本庄三弁天として他の七福神霊場に無い特色を持っています。ちなみに慈恩寺では、銭洗い弁天をお祀り致しました。
 龍の口から出る水で銭を洗うと財宝に恵まれると言われます。

大日大聖不動明王

弁財天

 七福神の中で紅一点の神様弁財天は、琵琶を弾き妖艷な姿で表現されます。福徳・諸芸能上達の神様として広く信仰されています。 弁財天のルーツは古代インドの水の神サラスヴァーティーです。サラスヴァーティーのサラスは「水」を意味し、大河の名前でもありました。さらに河がもたらす恵みから豊穣の女神となり、さらさらと流れる河のせせらぎが音楽を奏でる様子を連想させ、音楽の女神にもなりました。そして人々に智恵、財宝、延命を与え、さらに悪夢・邪気・呪術・鬼神などを除き、病苦や疾病、闘争などからも遠ざける神様として今も信仰を集めています。