百日紅と本堂
慈恩寺本堂

慈恩寺の沿革

 慈恩寺は真言宗智山派に属し、山号を菅霊山・院号を自在院・寺号を慈恩寺と称し、本尊は大日大聖不動明王(お不動様)です。 寺伝によると、もとは栗崎村にありましたが、弘治2年(1556)本庄宮内少輔実忠が本庄城築城の際、天神林(本庄城南東)に移されたと言われ、実忠を開基とします。当寺は、本庄氏の氏神である天満宮の別当寺で、初めは神宮寺と称されましたが、寛永6年(1629)慈恩寺と改められました。  その後、寛文7年(1667)2月更にこの地に転移しましたが、数度の火災にあって、現在の本堂は平成13年(2001)11月に第31世住職発願により建立落慶に至ります。

大日大聖不動明王

本尊 大日大聖不動明王

 忿怒の相、右手に剣・背中に燃えあがる炎などその姿は、仏さまや菩薩さまに比べ、きわだって異彩を放っています。にもかかわらず不動明王はお不動さんと呼ばれて人々に親しまれています。なぜでしょうか。じつはこの恐ろしい形相じたいが慈悲の裏がえしなのです。人々は、あの忿怒の表情の裏に、仏の広いお心を感じとっているにちがいありません。お不動さんは恐しい形相で人をおどかしているのではなく、実は、とるにたらない用事やあつかましい願い事にも全力でつくすという心やさしい仏さまなのです。

慈恩寺山号額

山号額

 総本山智積院第68世化主 宮坂宥勝猊下書によるものです。

慈恩寺本堂内

本堂内

 中央の内陣と左側脇陣は、霊光殿(位牌堂)です。

慈恩寺天上絵

天上絵

 本堂内全ての格天井の絵は京都の絵師による手書きのもので、仏の世界にまつわる花で6種類145枚あります。